時事

下記はNHKのニュース。このスタンフォード大の二人が研究していたのが「オークション理論」。この両者の研究で米政府をはじめとする先進国は周波数オークションで儲けましたが、日本は先進国で唯一周波数オークションをやっていない国のままです。総務省の委員会ではネガティブな発言を繰り返す学者がのさばり、日本でなぜノーベル経済学賞がとれないのかがよくわかる構図の典例です。

ネットの技術進歩で地上波の価値はドンドン下がっています。15年くらい前に地上波TVがオークションに応じていれば地上波TVは既割当分を高値で売れて今頃ウハウハだったでしょう。既得権にしがみつく輩は「有るものの分配の独占」しか考えない社会主義志向ですから、「無から有を作る」という想像力の欠如が現在の放送局の経営難を生みました。ハッキリ言えば、地上波TVは経営能力がなかったのです。



ことしのノーベル経済学賞に米スタンフォード大学の研究者2人

2020年10月12日 19時04分

ことしのノーベル経済学賞の受賞者に、アメリカのスタンフォード大学の研究者2人が選ばれました。

スウェーデンの王立科学アカデミーは、日本時間の12日午後7時前、ことしのノーベル経済学賞の受賞者を発表しました。

受賞が決まったのはいずれもアメリカのスタンフォード大学の、ポール・ミルグロム氏、それに、ロバート・ウィルソン氏の2人です。

スウェーデンの王立科学アカデミーは、授賞理由について、「電波の周波数の割り当てなど、従来の方法では売ることが難しかったモノやサービスに使われる新たなオークションの制度設計を行った。その発見が世界中の納税者などの利益につながった」などと説明しています。