厚顔無恥

王毅外相が来日し、日本の領土である尖閣に入るなと厚顔な要求をした会見で、茂木敏充外務大臣がヘラヘラしてた(笑)とバッシングがありましたが、視点がずれています。今回の来日で習近平を国賓で来日する約束を取り付けたかったのは中国です。世界中で中国バッシングが起きる中、国賓であれば天皇陛下とも接見しますから、世界中にアピールできる機会がどうしても欲しかった中国は、厚顔な尖閣への要求でチャンスをふいにしました。失敗したのは王毅です。

しかし、日本人のイメージ通り、ニコニコしていて何を考えているのかわからないという対応をした茂木大臣は減点です。ニコニコするならエゲツナイ発言をするか、エゲツナイ行動をするかしなければなりません。どちらもできないのであれば、毅然とした態度で写真写りくらいは考慮すべきです。

日本国民も、そろそろ態度を示すときじゃないでしょうか。中国製品は買わない、中国へ熱心に進出している日本企業の者は買わない。国民が態度に示すことが政治家を動かします。



中国外相、日本漁船の尖閣航行中止要求 首相は香港情勢に懸念表明 2020.11.26  菅義偉首相は25日、来日中の中国の王毅国務委員兼外相と官邸で会談し、中国公船の尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域での航行に懸念を表明し、前向きな対応を求めた。王氏は会談後、記者団に対し、尖閣諸島周辺で操業している日本漁船を念頭に「偽装漁船が繰り返し敏感な海域に入っている。このような船舶を入れないようにするのはとても大事だ」と述べた。  王氏は会談で「良好な関係を構築し、感染症対策と経済回復という2つの面において協力していく用意がある」との習近平国家主席のメッセージを首相に伝えた。首相は「両国の安定した関係が日中両国のみならず、地域、国際社会にとっても重要であり、ともに責任を果たしていきたい」と語った。  首相はまた、6月に国家安全維持法が制定された香港情勢について懸念を表明。北朝鮮による拉致問題の解決に向け、中国の協力も求めた。  これに先立ち、王氏は加藤勝信官房長官や自民党の二階俊博幹事長らとも会談した。加藤氏も尖閣諸島や香港情勢について懸念を表明する一方で、「日中関係を重視する菅政権の姿勢は変わりない」と伝えた。(産経新聞)