平和ボケ

LINEしかり、Googleしかり、平和ボケしている日本人は、とかく警戒感が全くありませんが、下記のWSJの記事を読めば、中国は日本やアメリカから情報を獲りまくっているので、同じように相手国にとられることを警戒しているという記事です(笑)。テスラをはじめとするクリーンエネルギー車はITの塊ですから、位置情報をはじめ種種の情報が入手できるデバイスと呼べます。果たして日本人にこの感覚があるかと言われると...。市川市のように、市長がわざわざテスラを市長用車に導入したり、地方の自治体がLINEと連動させたりというように、行政や企業のトップは戦後の平和平等教育を受けた‟平和ボケ”した役立たずばかりですから、これからは世代交代に拍車を掛けなければなりません。いい例がメガバンクのみずほです。これだけシステムに関する不祥事が続いていても、トップや役員がIT音痴でいれるというのは、ハッキリ「適性が無い」のです。



中国、政府関係者のテスラ車利用制限 情報流出を警戒  

【シンガポール】中国政府は米 テスラ の電気自動車(EV)が国家安全保障に関わる情報漏えいのもとになる恐れがあるとして、軍や機密情報を扱う産業に属する国有企業、主要な政府機関の関係者の利用を制限している。複数の関係者が明らかにした。  中国当局者によると、政府がテスラ車をセキュリティーの観点で調査したところ、EVのセンサーで周囲の視覚映像を録画することができることが判明した。また、中国政府はテスラがEVの利用時間、使途、位置などの情報や、運転手の個人情報、車載システムと同期した携帯電話の連絡先情報を入手することができるとして、それらデータが米国に流出することを警戒している。  関係者らによると、中国政府は一部の省庁機関に対し、通勤へのテスラ車の利用をやめるよう職員に通知することを求めた。テスラ車は機密情報を扱う産業に従事する関係者や国家機関職員が暮らす住宅地への乗り入れも禁止されたという。国家機関は職員に対し、テスラ車が常に録画モードを保ち、カメラやセンサーを使って短い動画を撮影するなど、さまざまな情報を記録することを政府が懸念していると伝えた。  中国の国務院新聞(報道)弁公室は今のところコメントに応じていない。  テスラはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に対し、中国政府の動きについてのコメントは控えた上で、データセキュリティー上の懸念を巡って過去に中国メディアに出したコメントを参照するよう求めた。この中で同社は「テスラのプライバシー保護規定は中国の法規に沿っている。テスラはユーザーのプライバシー保護を非常に重視している」とした。また、中国の全てのテスラ車の車載カメラがオンになっているわけではないと述べた。  テスラにとって中国市場はますます重要性を帯びている。昨年は中国が寄与し、世界での出荷台数が過去最高の約50万台に達した。2019年1月に着工した上海工場では、現在セダンの「モデル3」とコンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)の「モデルY」を生産している。