楽天

楽天は、ネットモールから金融へシフトしたものの、業界のトップは何も取れず、負け戦覚悟で携帯電話事業へ参入してきましたが、資本に対して投資額がかさみ、今後5年間で毎年1兆円以上の基地局とシステム投資が必要であることから、まず先の無い郵政と組み、郵政の看板を後ろ盾に投資を募った結果が中国資本でした。時事を読めない興銀上がりですから文句もあるでしょう。「よそもやってるでしょ」って(笑)。

でもね、下記の記事にあることを言ってるなら、かなり舐めてます。純投資というのは投資する人の事情を言うのであって、出資を受ける楽天側が言う話ではありません。しかも、少数株主権があるのに純投資とは無理ありすぎ、虚偽と言われるレベルです。

まあ、正直に「お金がないんです」とは言えんわなあ(笑)。

こういうのを、「下手売った」というのです。日本政府だけじゃなくアメリカからも監視対象になった以上、いろいろな形での圧力もかかります。



楽天・三木谷会長 中国IT出資で監視報道に不快感 

30日 19時12分  

楽天グループの三木谷浩史会長は30日、中国企業のテンセントからの出資をめぐり、日米両政府が監視を強める方針を固めたことについての報道に対し「意味が分からない」と不快感を示しました。  楽天グループは3月末、日本郵政に加えて、中国IT大手のテンセントの子会社からおよそ657億円の出資を受けました。これを受け、顧客情報の情報漏洩などへの懸念から日米両政府が監視を強める方針を固めています。  三木谷会長は都内のイベントで、この報道について、テンセントからの出資は「純粋な投資であり、経営の独立性や情報管理の面で問題はない」との認識を示しました。そのうえで、「何をそんなに大騒ぎしているのか全く分からない」と不快感を示しました。