時事
下記が次の制裁対象です。トランプ政権の対イラン制裁と中国への制裁、また、北朝鮮とイランの関係など、すべては繋がっていて、マスコミの言うような「トランプの気まぐれ」ではないのです。先日、習近平国家主席は「太平洋への野望はない」と発言したそうですが、中国の太平洋への野望は今にはじまったことではありません。十数億人の人民が消費するエネルギーの大半を、中東からインド太平洋の公海を経て中国湾岸地域へ運んでいるという中国の安全保障上のリスクは甚大で、もし、アメリカが中国湾岸部に機雷をまき散らせば中国は数週間で電力は止まり、空母も戦車も動きませんから、なにがなんでも太平洋へ抜ける航海ルートが欲しいのです。ハワイにある太平洋艦隊の試算では、15分ほどで南沙諸島の人工島は跡形もなく粉砕でき、同日中に中国湾岸部へ機雷を撒けると発表しています。
イラン産原油タンカーが香港に寄港の可能性、米政府が警告
5/29(水)
[香港 28日 ロイター] - 米政府は、イラン産原油を積んだタンカーが香港への寄港を求める可能性があるとして香港当局に注意を促すと同時に、このタンカーにサービスを提供すれば、米国の対イラン制裁に違反すると警告した。
リフィニティブ・アイコンの船舶追跡データによると、中国・イラン取引の主要決済機関とされる中国の崑崙銀行が所有する「パシフィック・ブラボー」が27日に航路をスリランカ方面に突如変更。当初の目的地はインドネシアとされていたが、業界筋によると、中国に向かっていた公算が大きいという。
中国はイラン産原油の最大の輸入国で、これまでにイラン産原油に絡む支払いの大半が崑崙銀を通じて行われている。
今月中旬にも、イラン産燃料油を積んでいたタンカーから中国・舟山近くの貯蔵タンクに荷降ろしが行われたことが確認されたと、ロイターは報じている。
0コメント