時事

今回の民間機撃墜は、「こういう誤射などで一気に戦争が起きる」という具体的な事例になります。今回は下記の記事のように、当初否定していたイランが誤射を認め謝罪しましたが、これが中国だったら絶対認めないでしょう。国家間の緊張が高まり、誤射などをきっかけに戦争になる例は歴史にたくさんあります。軍や前線の舞台は戦争行為にネガティブなものです。自分の周りの仲間が死ぬのですから政治家や官僚のようにドライになれませんし、いったん開戦しても、常に和睦を望みますが、文民統制は白黒決着つくまで行われます。軍隊が危険で政治は平和などという方は、歴史の勉強が全く足りません。




イランが撃墜認める、主張撤回 ウクライナ機「人的ミス」

1/11(土) 12:55配信共同通信

イランが撃墜認める、主張撤回 ウクライナ機「人的ミス」

イラン・テヘランの空港離陸後に墜落したウクライナの旅客機の残骸=8日(ゲッティ=共同)

 【テヘラン共同】国営イラン放送によると、イラン軍は11日、首都テヘランで8日に墜落したウクライナ機について、軍が誤って撃墜したと認める声明を発表した。同機の技術的なトラブルが原因だとしていた主張を撤回した。イラン軍は声明で、人的ミスで故意ではないと強調。イラン国民や犠牲者の遺族に謝罪の意を表明した。

 イラン当局が、国防に関わる主張を撤回し謝罪するのは極めて異例。客観的で明確な証拠が存在し、「事故」との主張を維持できないと判断したとみられる。

 声明によると、イランの防衛システムが同機を敵と誤認した。対米報復攻撃の数時間後で、軍は厳戒態勢を敷いていた。