時事

まず下記は時事通信の記事。全国の地方紙へニュースを供給する会社の記事ですが、ヤラセ的な見出しで政府の無策を暗示させるように仕組まれています。400人って言っても355人はダイヤモンドプリンセス号ですから国内発症は45人。普通の人はこれで洗脳されてしまいます。



新型肺炎感染者、国内で400人超す 新たに東京で5人、愛知で1人―厚労省

2020年02月16日23時48分

 新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で、厚生労働省などは16日、新たに東京都で5人、愛知県で1人の感染を確認したと発表した。このほか、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で70人の感染を確認。国内での感染者は計414人となった。

<新型肺炎、感染拡大 関連ニュース>

 都によると、5人のうち30代男性と60代男性は、感染が分かったタクシー運転手の濃厚接触者。1月18日に屋形船で開かれた新年会に参加していた。5人とも重症ではない。

 大田区の「牧田総合病院」に勤める60代男性医師の感染も確認。屋形船での新年会に参加し、感染が確認された同病院の女性看護師と院外で複数の人を交え食事をしていた。今後、入院患者を含め、医師と看護師の濃厚接触者を確認する。

 ほかは、都内に住む30代男性と、埼玉県在住のハイヤー運転手の60代男性で、共に発症から2週間以内に中国への渡航歴はない。30代男性は感染が判明した40代男性と、仕事関係で同じ研修を受けていた。60代男性の感染経路は不明という。

 愛知県によると、新たな感染者は同県尾張地方在住の60代男性で、既に感染が確認された米ハワイに渡航した名古屋市の60代夫婦のうち、妻の知人。38度の発熱があったため、15日に県内の医療機関を受診し、16日に県衛生研究所で遺伝子検査を行ったところ、感染が確認された。受診した医療機関に入院中で、軽症という。




次は、増税後のGDP速報が出ました。それについての日経の寝ぼけた開設は下記の通りですが、酷いデータです。この数字はコロナウイルスも台風も暖冬も関係ありません。麻生さん、詫びを入れる気持ちはありませんか!?辞めてもらってもダメなんですよ。財務省のトップとして詫びを入れてもらわねば。




GDP年率6.3%減 5四半期ぶりマイナス 10~12月

2020/2/17 10:30

日本経済新聞 電子版

内閣府が17日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比1.6%減、年率換算で6.3%減だった。10月の消費増税や大型台風の影響が出て、内需の柱である個人消費が落ち込んだ。世界経済の減速で自動車や機械などの輸出低迷も続き、日本経済は5四半期ぶりのマイナス成長に沈んだ。

マイナス幅はQUICKがまとめた民間エコノミストによる事前予測の中心値(前期比年率3.9%減)を大きく上回った。前回の消費税率引き上げ直後にあたる14年4~6月期(同7.4%減)以来の大きさに達した。

GDPの半分以上を占める個人消費は前期比2.9%減り、5四半期ぶりのマイナスとなった。増税直前の8~9月に自動車や家電、化粧品などで駆け込み需要が発生した反動が出た。10月の台風19号やその後の暖冬などの天候要因も重なり、需要が伸びなかった。

個人消費の落ち込みは前回増税直後(14年4~6月期)の4.8%減と比べると、小幅にとどまった。軽減税率の導入やキャッシュレス支払いへのポイント還元などの政策効果が一定程度消費を下支えしたとみられる。

内需のもう一つの柱である設備投資は3.7%減と、3四半期ぶりに減少した。減少幅は18年7~9月期以来の大きさとなった。中国経済の減速に直面する製造業では、生産設備に過剰感が出た。オフィスや物流倉庫への投資にも一服感が出ている。

住宅投資は一部で増税後の反動減が出て2四半期ぶりに減り、2.7%減となった。公共投資は底堅いが、個人消費と設備投資の落ち込みが響き、内需全体でGDPを2.1%分押し下げた。

輸出は0.1%減と、2四半期連続で前の期を下回った。アジア向けの輸出には持ち直しの兆しがみられる一方、欧米向けの自動車や資本財輸出が低迷した。台風による部品供給の停滞も重荷となった。

輸入は内需や国内生産の弱さを反映し、2.6%減った。マイナスは3四半期ぶり。輸入の減少幅が輸出を上回ったため、輸出から輸入を差し引いた外需のGDPへの寄与度はプラス0.5%となった。

10~12月期のGDPは生活実感に近い名目でみると、前期比で1.2%減、年率換算では4.9%減だった。10~12月期は増税の影響などで物価が伸び、名目の成長率が実質を上回った。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前期比プラス0.4%だった。

同時に発表した19年通年のGDPは実質で前年比0.7%増、名目で1.3%増だった。暦年では8年連続のプラス成長となった。