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FRBが動く中、日銀は会合を開き、予想通りのETF…市場はそれを聞き一段の下落です。日銀総裁の任命権があるという事は、同時に解任もできるという事です。多少の無理押しはあるでしょうが黒田総裁を切るというだけでも数兆円の金融緩和の効果があるでしょう。しかし、安倍総理は黒田さんを切りません。麻生さんも切りません。良し悪し、好き嫌いは別にして、こういう時は「人心一新」。それが欧米流であり世界のスタンダードです。トップの首が飛ぶ、それを見た次期トップは意をくみ仕事をします。トップを切られた組織は締まります。安倍総理のやり方は締まりが悪いんじゃないでしょうか。ボクならコロナのどさくさに付け込んで、財務省の膿を出すためにも消費税を3年間撤廃。原資はETFを含め予備の50兆円を使い市場介入。同時に50兆円規模の基金を設立。基金をベース原資にします。そうなれば財務省は天地をひっくり返したように騒ぎますから、麻生さんの首を切り、黒田さんも差し替え、新人事で臨みます。

下記のような与太話をマーケットが信用するはずないでしょ。アベノミクス1年目以降の黒田日銀は財務省に取り込まれたと、誰もがわかっていることです。本田に総裁を任すべきでした。



日銀、追加金融緩和を決定 ETF買入を当面年12兆円に倍増

Reuters Staff

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[東京 16日 ロイター] - 日銀は16日の金融政策決定会合で、追加緩和を決定した。上場投資信託(ETF)の買い入れ目標について、当面は年6兆円から12兆円に、不動産投資信託(J-REIT)の購入目標を900億円から1800億円にいずれも倍増する。コマーシャル・ペーパー(CP)・社債等の追加購入枠を合計2兆円設け、CP残高は3.2兆円、社債残高は4.2兆円を上限に買い入れを実施する方針。従来はそれぞれ2.2兆円、3.2兆円だったが、9月末まで増額買い入れを継続する。新型コロナウイルスの世界的流行で神経質な動きとなっている金融市場の安定化を狙う。

中小企業の資金繰りに万全を期す観点から、企業金融支援のための新たなオペを導入する。9月末までの期限付きで、民間企業債務を担保に最長1年の資金を金利ゼロ%で供給する。

一方、政策金利は据え置いた。短期政策金利はマイナス0.1%に、長期金利目標はゼロ%程度に、長期国債の買い入れ目標は年間80兆円で維持する。政策金利のフォワードガイダンスも維持した。また、ETFとREITの買い入れについても、年間6兆円、同900億円相当のペースで買い入れを行うという従来の方針を原則維持する中での買い入れ増となる。

景気判断は「景気はこのところ弱い動き」に下方修正し、当面、新型コロナ感染症の影響を注視し、必要あれば躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な緩和措置講じると表明した。 

経済・物価について日銀は、新型コロナの実体経済への影響は不確実性が大きいと指摘。さらに最近の原油価格の動向が、経済・物価に及ぼす影響にも注意が必要だとした。「経済・物価への下振れリスクは高まっている」とし、金融市場の動向や企業・家計への影響も注視していく必要があると指摘した。