無知のバイアス

芸能人や文化人がこぞって反対する「公務員法改正法案」。多分というより間違いなく芸能人や文化人は法案を読まずに、朝日新聞を中心とした左翼メディアに踊らされています。朝日は「検察庁改正法案」などという”通称”を作り上げてますが、この法案は『衆議院』のHPからも閲覧できる通り(総549ページ)、検察官だけではなく公務員全体の定年延長の話です。公務員の定年は、年金支給開始年令に連動したもので、定年引き上げは20年くらいからの既定路線でした。そういうと、法務省人事の問題という声を上げてる左翼がいますが、法案には人事なんてどこにも書いてありません。左翼は検察官だけ定年延長に反対しているのですが、今は検察官などは国家公務員法ではなく特別な法律で定年が決まっていますが、これは歴史的経緯あり、本来は同じ法律で決めるべきものなのです。もし検察官だけ定年延長できないとなれば、検察官から不当な差別との意見が出るでしょう。罪を確信した左翼に踊らされる無知な著名人の方々。「知らなかった」と言い訳するのでしょうが、歴史を見れば、踊らされる無知な馬鹿どもが戦争を起こしたり犯罪を起こします。

こういう無知のバイアスをどうすればいいんでしょうね。キョンキョンがバカなのは見ての通りですが、ちょっと文芸坐や劇団四季、岩波系が語ると信じる無知もたくさんいます。多くの国民は劇団四季が北朝鮮系の劇団だっていうことも知らないでしょ?

いいですか!、法案のどこを見ても検察や人事の話はどこにも書いてないのです。こういう無知の意見も聞かねばならないところに、ボクの民主主義嫌いの一因があります。



検察庁法改正に抗議、ツイッターで200万超 著名人も

2020年5月10日 

 検察官の定年を65歳に引き上げ、内閣の判断で検察幹部の「役職定年」を延長できるようにする法改正案を認めていいのか――。作家や漫画家、俳優、音楽家らが10日未明、疑義を唱える声をツイッター上で次々と上げた。「#(ハッシュタグ)検察庁法改正案に抗議します」の投稿が相次ぎ、その数は午前8時過ぎには約150万件、同10時過ぎには200万件を超えた。

 「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」。俳優の井浦新さんが10日朝に投稿すると、「いいね」が1万件以上ついた。

 法改正案への抗議として、ハッシュタグ(#検察庁法改正案に抗議します)で賛意を示したのは、俳優の浅野忠信さん、秋元才加さん、芸人の大久保佳代子さん、漫画家のしりあがり寿さん、羽海野チカさんら。小泉今日子さん本人によるものとみられる投稿もあった。

 9日午後に10万件程度だった投稿数は、10日午前3時ごろに100万件を突破。「三権のバランスをくずすこと、国を『国民』ではなく『自ら』の都合のよい形にするのはやめてほしいです」という声があがり、著名人に対しては「勇気あるツイートに感謝します」「とっても頼もしい」という賛意も寄せられた。

 9日深夜から投稿数が急増したことについて、ネットメディア・言論に詳しいジャーナリスト津田大介さんは、「深夜にこれほど伸びるのは見たことがない」と驚きを隠さない。

 「新型コロナウイルスへの政府の対応は緩慢な一方、『不要不急』にみえる定年延長の法改正は迅速に進む。一般になじみがなく、わかりにくい問題だったが、政府に注目が集まる今だからこそ気づかれることになった」と読み解く。

 自粛要請が続くなかでさまざまな情報を調べている人々が、著名人のツイートをきっかけに関心を持ち、大きなうねりになった可能性もあるという。

 内閣の判断で検察幹部の「役職定年」を延長できるようにする検察庁法改正案の委員会審議は今月8日、与党が強行する形で始まった。黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長問題を追及する野党側は、森雅子法相の出席が必須などと求めているが、与党は応じず、与党は週明けの委員会採決をめざすとみられる。

 安倍内閣は、1月末に政権に近いとされる黒川氏の定年延長を閣議決定。検察トップの検事総長に就ける道を開くことになったため、「検察の私物化」との批判の声が上がっていた。