時事

下記はインドのニュースです。対立、地域紛争を抱えるインドと中国は、人口上も経済発展もインドの未来は大きく中国を引きはがしつつありますが、現状は多くの対中貿易に支えられています。それに胡坐をかいた習近平が仕掛けた今回の印中紛争は、インド国民の反中感情を一気に加速させました。

記事にある「中国アプリを検出するソフト」。これは日本にも必要です。政府が補助金対象にし開発を進めるべきです。



インド、中国製App検出「Chinese App Detector」が人気急上昇

2020年07月10日 16時03分

インドで現在、再び現れた中国製アプリを検出する「Chinese App Detector」の人気が急上昇している。インド企業が5月に中国製アプリを検出するアプリを公開したが、直後、Google Playに取り下げられた。

「Chinese App Detector」をダウンロードすると、利用者のスマホにインストールされている中国アプリを検出する。そのアプリを削除するかどうかは利用者自身で判断する。

一方、5月に公開された「Remove China Apps」は中国製アプリを検出するうえ、自動的に削除する。公開日からの2週間で、ダウンロード回数は100万回を上回った。ユーザーのレビューで星5つ中の4.9を獲得した。しかし、Google Playは「アプリケーションが、第三者アプリケーションの削除や無効化をユーザーに奨励し、誘導することを禁止する」とのポリシーに違反したとして、「Remove China Apps」を取り下げた。

「Chinese App Detector」は7月10日現在、50万回のダウンロードを超えた。9557件のレビューで星5つ中の4.5となっている。インド企業、Workholics InfoCorpが同アプリを設計・開発したという。

6月に中国とインドの国境で起きた衝突で、インド軍兵士20人以上が死亡した。これをきっかけに、インド国内で反中感情が高まり、中国製品のボイコット運動が広まった。

インド政府は6月末、動画共有アプリTikTok(ティックトック)など中国企業が開発した59のモバイルアプリの使用を禁止した。同国のモディ首相は7月1日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に投稿した習近平国家主席との写真を削除し、自身のアカウントを閉鎖した。