時事

下記は共同通信の記事です。共同は中国のパシリが多いので好意的ですが、残念ながら調印にさしたる意味はありません。日本が推進するTPPには中国や韓国が入ることができないために考え出されたのがRCEPといってもいいでしょう。TPPほどの枠組みではなく、単に物品の非関税協定ですから、後進国には意味があり先進国は意味が薄いのです。中国と日本でASEAN加盟国への綱引きの一端というのが正確な表現です。ASEAN諸国は、国家体制や国力の不備によりTPPへ入れない国家が多くあります(中韓を含め)。日本はASEAN諸国も「準備国」扱いで徐々に加盟させ、いずれはアメリカも含め「安全保障を同じくするメンバーによる経済圏」の確立を目指していますから、RCEPなど どうでもいいのです。ただ、中国に勝手をされては困るので調印するだけです。



RCEP、15カ国で協定に署名 首脳会合、中韓と初EPA 

11/15(日) 12:43配信 

共同通信

 日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)などが参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の首脳会合が15日、テレビ会議方式で開かれた。菅義偉首相が出席し、交渉から離脱したインドを除く15カ国で協定に合意、署名した。国内総生産(GDP)の合計が世界全体の約3割を占める巨大経済圏が誕生する。  日本にとっては、貿易額が最大の中国、3位の韓国が含まれる初めての経済連携協定(EPA)。新型コロナウイルス流行の影響で世界的に経済回復が遅れる中、関税削減や、その対象を定める原産地規則などの統一的ルールに基づく自由貿易を推進する。