不信
下記の記事は、現在のアメリカ民主党政権の実情を的確に表しています。バイデン大統領は、自身の所属する民主党中道派と呼ばれるグループのリーダーですが、疑惑の多いペロシ議長や極左のハリス副大統領などのグループを信用せずシリアにミサイル攻撃を仕掛けました。それに対し、民主党の左巻きは「ボケ老人化」しているバイデンを担いだものの、「核のボタン」をボケ老人が持っているのは危ないとして、民主党内で共同保有しようと馬鹿げた動きに出ています。
これを見て思い出すのが、なりふり構わず政権をとりに行った野中広務です。日本の膿のような社会党の党首、村山元総理を担ぎあげ、自社さ連立政権を打ち立てた野中にマスコミは非難どころか称賛しました。マスコミも社会党同様、左巻きのクズが多いからです。歴史を見れば、間違いなく汚点となる自社さ連立とバイデン政権がダブって見えるのは、発表される綺麗な言葉で飾られたものに確固たる指針がなく場当たりだからです。その政権に思想がないので綺麗ごとしか言いません。
「核カードを独りに委ねるのは危険」民主党議員有志がバイデン大統領の核権力分散を嘆願 シリア空爆をめぐっても政権内に不調和
2021年3月1日
核攻撃権限分散へ嘆願書
バイデン大統領独りに核攻撃命令の権限が集中するのは危険だと、権限を分散するよう民主党議員31人が連名で大統領に嘆願書を送った。
政治専門のニュースサイト「ポリティコ」が24日伝えたもので、それによると嘆願書を送ったのはジミー・パネッタ議員(フロリダ州)ら民主党の下院議員31人で「一人の人物にこの権限を付与することは重大な危険を招くことになりかねない」とする。
米国の大統領は最高司令官として、ただ独り核攻撃を許可する権限が与えられ、命令を発する暗号カードを常にポケットに入れていると言われる。
また大統領が外出する際は、核攻撃を指令する無線装置の入ったカバンを持った軍事顧問が付き添うことになっており、カバンがフットボールを納めるぐらいの大きさなことから「核のフットボール」と呼ばれている。
「どの大統領でも核攻撃を命令する前に顧問たちと協議するだろうが、それは義務化されてはいない。命令が下されれば、軍部は命令されれば従わなければならないのだ。米軍の核部隊は命令があれば数分で攻撃を開始できる」
民主党議員たちはこう危険を指摘した上で、核攻撃を命令する権限を分散するよう求めている。
「例えば、大統領継承順位にしたがって副大統領、下院議長の同意を必要とすること良いだろう。この二人が攻撃命令に反対したとしても、大統領には二人を罷免することはできないからだ」
嘆願書は最後に、バイデン大統領の過去の核問題との取り組みを評価し、指導性を発揮して核攻撃命令の仕組みを変更するよう求めている。
このニュース、民主党寄りの大手マスコミにはほとんど黙殺された。実現性が低いということからかもしれないが、与党議員31人の嘆願は無視するにはいかないように思える。
バイデン大統領の精神状態を危惧?
一方、保守系の論客はこの嘆願書の行間を読もうと試みた。
「嘆願書を送った民主党議員たちは、ジョー・バイデンについて我々が知らないことを知っているのではないのか?」
保守派のコメンテーターのショーン・ハナティ氏は、24日放送のフォックス・ニュースの番組の中でこう言い、かねて認知症気味とも言われるバイデン大統領の精神状態が原因ではないかと疑わせた。
保守派の評論家のディック・モリス氏はもっと直裁に、こうツィッターを発信した。
「バイデンの思考停止に動揺した民主党員たちが、核カードの放棄を求めた」
嘆願書の真意は分からないが、現実には米大統領のギリギリの判断が求められるような事態が起きている。
シリア攻撃を巡っても政権内に不調和
米軍は25日、シリア北部のイラン系の民兵組織の拠点などへの空爆を行い中東での緊張を高めているが、カマラ・ハリス副大統領は事前に知らされておらず不満を表明しているという。
また、バイデン陣営の重鎮のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)は「政府は戦争権限を拡大解釈していて危険だ。これはもう止めなければならない」とツィートした。
核攻撃の判断に限らず、バイデン大統領の危機対応はこれからもいろいろと問題になりそうだ。
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