時事

日本の国会が機能不全を起こしているのは昨日今日の話ではないのですが、この数年の国会での質問は程度が悪すぎて吐き気がします。

政府が作った働き方改革には同調しませんが、サラリーマンであれ自営業者であれ国会議員であれ、生産性がないものは全体の足を引っ張るだけですから職を辞するべきです。というと、また弱者がといわれますが、とりあえず、生産性のない公務員と政治家は職を辞するべきです。

官僚の国会対策での異常な残業の原因は野党の質問通知が前日の夜という非常識な慣例が影響していて、一応、約束事として二日前までという取り決めがあるものの守っていません。

しかも質問の内容がでたらめで程度が悪く、なんでこんな人が質問するのかという風に思わない人はどうかしています。

下記は産経新聞の記事ですが、そもそも、質問内容が守秘義務があるという発想がいただけません。国会は議題を公に話し合う場ですから、質問や提案があれば質問主意書を出すだけでなく、広く国民に周知するためにネットなどにも書き込み意見集約すべきことなのに、質問が漏れたという発想はどこから来るのか考えれば、この連中の勘違いも理解できます。

カナダやニュージーランド、スウェーデンでは質問は公開。G7のメンバーで日本とアメリカだけが公開へ向けた話し合いをしていませんが、多くの国で国会、議会の生産性を上げるために野党の質問を公開していこうという流れになっています。

立件民主や国民民主、共産のバカどもに貴重な国会の時間とコストを消費されないようにするには、国家公務員法を改正し労働基準法と合致させれば、夜中に回ってくる野党のバカげた質問に対応する公務員は労働基準法で異常な残業ができませんから、おのずと取り決め通りの二日前までに提出となり、国会議員と公務員の生産性が上がります。




内部通報者の特定を要求 質問通告流出で野党調査チーム

2019.10.18

 国民民主党の森裕子参院議員の質問通告が外部に流出したとして、同党や立憲民主党が設けた調査チームは18日の会合で、旧民主党政権で官房副長官を務めた松井孝治氏がツイッターで公開した資料の画像に関し、省庁からの内部漏洩(ろうえい)の可能性が高いとみて、提供者のツイッターのアカウントを特定するよう内閣府に求めた。

 資料は各省庁担当者が閲覧できるシステムの画面を印刷したもので、15日の参院予算委員会で質問した議員ごとに、省庁が質問内容を把握した日時などが記されている。

 松井氏は「官僚の相当数が連休中に働いていることがうかがわれる。きちんと正規の情報を開示した方が健全だ」とのコメントとともに期間限定で公開、すでに削除されている。内閣府の聞き取り調査に対し、松井氏は「匿名アカウントから送られてきた」と説明したという。

 18日の調査チームの会合後、いずれも国民民主の森氏、原口一博国対委員長、奥野総一郎国対委員長代行が記者団の取材に応じた。森氏は「松井氏が(提供者の)アカウントをフォローしていないと情報交換できない。匿名アカウントだから知らないでは済まない」と語り、調査が必要だとの認識を強調した。

 また調査チームは、森氏が15日の参院予算委に参考人として出席を求めていた政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、原英史氏に対し、内閣府の担当者が森氏の質問通告を連絡したメールを公開した。

 メールは11日午後7時58分の送信で「国家戦略特区について」「原発汚染水について」など、一行書きで14項目のテーマだけを記した「質問要旨」と、うち国家戦略特区に関する詳細な内容を記した「質問詳細」が添付ファイルで添えられていた。質問要旨には手書きで「全体版・未定稿」とも記されていた。

など無関係のテーマが黒塗りされていなかったことを挙げ「関係ないところまで出すのは守秘義務違反になるのではないか」(奥野氏)と批判。また、原氏が受信後、内容の一部を高橋洋一・嘉悦大教授に伝えていたことも問題視し「民間有識者にも守秘義務と罰則が必要だ」(同)と法改正の必要性を指摘した。内閣府はいずれも法的に問題ないとの見解を示した。

 また、メールの本文に「ようやくですが、森議員からの15日(火)9時からの質疑通告の要旨が参りました。意味不明な文言も入っておりますが、これから事務所に連絡して確認してまいります」と記されていたことについて、チームは「無礼だ」(原口氏)と批判した。

 一方、森氏の質問通告に対応するため、多数の省庁職員が深夜残業したことについて、森氏は「実際にそうだったと私に報告してくれた人はいない。例えば松井氏が『現場はそうなっている』のようなことを言っている。今見ると、松井氏自身がああいう情報を(ツイッターで)ばらまいていたから、事実はどうだったのか」と疑問を呈した。

 そのうえで「もし事実だとしたら、私は本当に、早く帰っていただきたいという思いでいた。早く帰りたかっただろうなと思うし、それができなかったことは大変、残念だ」と語った。

 奥野氏は「いろんなボタンの掛け違いがあり、待機(役所での居残り)がかかりっぱなしになっていたとすれば非常に遺憾だ。深夜まで働いてもらうことは本意ではない。結果としてそうなったとすればおわびしたい」と語った。