時事
アメリカに脅されてGSOMIA破棄を撤退したものの、ワシントンでは共和党、民主党双方から「破棄撤退したものの韓国は裏切り者だ」という認識で一致している韓国自身は、「裏切者」だとか「嫌われ者」という認識はありません。そういう民族なのです。
この1年半にゴールドマンサックス、バークレイズ、マッコーリー銀行などが次々とソウル支店を閉鎖していて、ムーディーズは11月19日、ソウルで2020年の韓国経済見通しに関するセミナーを開きました。その場で、押し並べて業績が悪化している韓国企業の格付けを来年、一斉に下げる可能性を示唆しています。米格付会社でしかないムーディーズの格付けですが、1997年秋の通貨危機の際も、米政府の代理人と見なされるムーディーズが韓国からの資本逃避のトリガーを引きました。米韓軍事機密が、韓国から中国とイランに流れているとの情報をCIAがキャッチし、ムーディーズは2カ月弱の間に6等級も韓国の格付けを引き下げました。降格が資本逃避を呼び、それがまた降格をもたらすという悪循環に陥った韓国は、日本に救済を申し出ますが、日本政府もアメリカ国務省、財務省から圧力がかかり、韓国に金を貸すなという要請を守った末、韓国はいとも簡単に破綻しIMFの管理下に置かれました。
さて、韓国や韓国経済に対する見方ですが、「来年の選挙前後に韓国は破綻する」とみておいた方がいいでしょう。今回も前回同様、通貨危機が引き金になると思います。
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