時事
下記は朝日新聞と毎日新聞の記事です。毎日には「自ら諮問したにもかかわらず、気に入らないから受け取らないという前代未聞の暴挙に出た」とありますが、いかにも毎日と朝日らしく、全く裏取りせずにストーリーをドラマに仕立てて報道。これは報道ではなく三文小説です。今回の審議会は大臣諮問なしで出されていますから、法律上、「受け取れない」のです。官僚が暴走した不祥事を野党とマスコミが応援しているだけです。関わった官僚の皆さんは次の人事を首を洗って待っているでしょう(笑)。
野党、麻生氏問責案提出 2千万円報告書拒否は「蛮行」
2019年6月20日
立憲民主、国民民主など野党4党派は20日、麻生太郎財務相に対する問責決議案を参院に提出した。老後の生活費が2千万円不足するとした金融庁の審議会報告書の受け取りを拒否したことや、森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんなどの責任を追及。野党側は、26日の国会会期末に向け安倍政権への対決姿勢を強めていく構えだ。
決議案は、報告書受け取りを拒否した麻生氏の対応について「気に入らないから受け取らないという前代未聞の蛮行」と批判。森友学園問題での財務省による文書改ざんや破棄などを挙げ、「安倍政権にとって都合の悪いものは無きものにしようとする姿勢は、森友問題でとった態度と同根で、隠蔽(いんぺい)体質の根深さを示すものだ」と指摘した。「一刻も早く職を辞すことこそ国民の声に沿うものと強く確信する」と辞職を求めている。
問責決議案は可決されても法的拘束力はない。与党が多数を占める参院本会議で21日に否決される見通しだ。
また、日本維新の会を加えた野党5党派は、参院予算委員会の金子原二郎委員長(自民)に対する解任決議案も合わせて提出した。
解任決議案は、参院規則に基づく野党側からの開催要求にもかかわらず、金子氏が予算委を開いていない点を問題視している。
麻生金融担当相の問責決議案否決 金融庁WG「2000万円問題」
6/21(金) 毎日新聞社
参院は21日の本会議で、麻生太郎副総理兼金融担当相への問責決議案を自民、公明などの反対多数で否決した。
同問責決議案は、立憲民主や国民民主など野党4会派が共同提出。夫婦の老後資金として公的年金以外に「30年間で2000万円が必要」とした金融庁の金融審議会市場ワーキンググループの報告書に関し、麻生氏が「自ら諮問したにもかかわらず、気に入らないから受け取らないという前代未聞の暴挙に出た」と批判。「安倍政権にとって都合の悪いものはなきものにしようとする姿勢は、隠蔽(いんぺい)体質の根深さを如実に示すものだ」としていた。
また、これに先立ち、同4会派に日本維新の会を加えた5会派が提出した金子原二郎予算委員長に対する解任決議案も与党などの反対多数で否決された。【佐藤慶】
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