時事

「NHKから国民を守る党(N国党)」が活発です。いろんな意見が有る事を前提で動いていますから、当然、存在に疑問を呈する意見もあるでしょうが、意外と立花代表はやり手です。政見放送では「NHKをぶっ潰す」と連呼したかと思えば、討論番組では常識人としてふるまい、放送法等の知識は識者を上回るところを示しています。

NHKの「日曜討論」は衆参合わせて5議席あれば出演できる規定がありますから、色んな議員に手を打って5議席以上集めるでしょう。そうなると、当のNKHでNHKが如何に解体すべき団体化を述べ討論することになりますし、今回手を携えた渡辺喜美参議院議員は日本の政治家で一番規制緩和のスペシャリストですから、結構面白い展開になりますです。

NHKをはじめとするマスコミのタブーは新聞にもテレビにも出ませんでしたが、それが公共放送で明るみに出るのですから国民が支持するのは当たり前です。

NHKの問題はNHKに留まらず、放送法、電波法など多岐に絡んできます。仮にNHKが国営放送NHKと民営NHKに分割されると民放各社、その親会社である新聞社の経営にもかかわりますから、マスコミは全面的に反対するでしょう。

下記はマツコ・デラックスの記事です。報道が信用ならないと思っている国民も、こういう「ご意見番」的なマツコのようなタレントが言うことは信じてしまう事も有り、こういうのが一番迷惑なんです。まず、知識がないのに空気感で文句を言う(芸能人は全てそうですが)。その上、タレントなど業界人は全て「受益者」ですから、NHKと同じ土俵の利権者です。今のNHKほど巨大化することはNHK法を定めた時点では想定されていませんでした。決算上の余剰金が6000億円あり、上場した場合の予想では時価総額が20兆円を超える公共放送など世界中探してもありません。NHKは解体し国営と民放に分割。分割後は受信料を取らず税金で運営する。予算(税金からの)は国民一人当たり200円もあれば十分です。



マツコ N国党に辛口「受信料より迷惑」 “NHKぶっ壊す”「この目的だけで税金が…」

7/30(火)

 タレントのマツコ・デラックス(46)が29日放送のTOKYO MX「5時に夢中」(月~金曜後5・00)に出演。参院選で1議席を獲得し政党要件を満たした立花孝志氏(51)が代表を務める「NHKから国民を守る党」(N国党)について言及した。 N国党といえば、立花代表が政見放送で、笑顔を見せながら「NHKをぶっ壊す」と連呼。番組では、このフレーズが小中学生の間で「ギャグ」として流行しつつあると報じた記事を紹介した。

 マツコは同党の印象について「これからじゃないですか。本当これだけ(NHKをぶっ壊す)の目的のために国政出て、それで税金が取られたら、受信料もそうだけど、そっちの方が迷惑」と私見。「何をしてくれるのか判断しないと。今のままだと、ただの気持ち悪い人たちだから」と語った。

 票数が伸びた要因についても「さあ…。冷やかしじゃないの。受信料払うことに対して、真剣に疑問持つ人もいるだろうけど、ふざけて入れている人も相当数いるんだろうなと思う」と冷ややか。さらに、立花体表の政見放送が与えたインパクトに触れ「あの気持ち悪い政見放送で、あれで効果が出たという意味もある。こうやって騒いでいる時点で彼らの思うつぼなのではないかと思う」と冷静に分析した。