時事
下記の記事を見ても、麻生大臣を含め財務省は過去の認識が甘く現状認識もできていません。「二度と失敗を...」って、ただただ笑うしかありません。このまま2度目の失敗をして、そのまま退場してくださるのが一番の国益となります。話にならん。
麻生氏「同じ失敗したくない」 現金給付、一律では実施せず
2020年04月01日19時25分
麻生太郎財務相は1日の参院決算委員会で、リーマン・ショック後の2009年に実施した一律の現金給付に触れ、「二度と同じ失敗はしたくない」と述べた。麻生氏は当時、首相だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が策定する緊急経済対策には一律の現金給付を盛り込まない考えを示したものだ。共産党の大門実紀史氏への答弁。
自民、総額60兆円要望 現金・助成金、クーポン―新型コロナ経済対策
リーマン後の「定額給付金」では、全国民に1万2000円(若年者と高齢者は2万円)を配布した。これについて、麻生氏は「何に使ったか誰も覚えていない。(国民に)受けなかった」と振り返った。その上で、緊急経済対策の現金給付は「必要なところにまとめて(給付する)という方が、より効果がある」と語り、収入が減少した個人や世帯などに絞る考えを強調した。
そして下記はイタリアの国債がジャンク債になるという話です。イタリアは無理してEUに参加しましたが、もともと歴史的にも財政が弱い国家ですから、なにかとドイツやフランスから上げ足を取られ、四面楚歌の時に中国に泣きつき一帯一路に参加した結果が今回のコロナ惨事です。さぞ、反EU機運が高まっていることと思います。EUはトルコが爆弾と思っているようですが、イタリアは民族性から考えても爆弾そのもので、次の選挙はEU離脱が争点になるんじゃないでしょうか。
イタリア、ジャンク級への格下げ「ほぼ不可避」-コメルツ銀
John Ainger
2020年4月2日 18:10 JST
新型コロナウイルスで経済的な打撃を受け、それを補うため借り入れを増やす必要があることから、イタリアは投資適格級の格付けを失う公算が大きい。コメルツ銀行が指摘した。
コメルツ銀は投資家に対し、イタリア債の買いポジションを解消するよう勧めている。同行ストラテジストのミヒャエル・ライスター氏は顧客向けリポートで、「新型コロナ対策でイタリアは過去数年の財政赤字膨張がさらに悪化する。このため投資適格級を失うのはほぼ避けられないとみられる」との見方を示した。
大半の予測にはV字回復が織り込まれ、イタリアの政府債務残高は対国内総生産(GDP)比で今年約150%に達した後、21年には145%に低下すると見込まれている。「それでもイタリアはジャンク級への格下げを免れないだろう」とライスター氏は予想した。
またコメルツ銀は外国中央銀行の構造的な需要があるとして、ベルギー債に対してフランス債をロングにするよう推奨した。
イタリア債について、格付け大手3社はムーディーズ・インベスターズ・サービスはジャンク級の1段階上、S&Pグローバル・レーティングとフィッチ・レーティングスはそれぞれ2段階上としている。
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